2021年秋アニメ注目作品①王様ランキング
久しぶりのブログ更新です。
もう早いもので10月になります。
ちょっと前まで夏アニメが始まる!って言っていたのに。
そんな夏アニメを惜しみつつ、これから始まる2021年秋アニメの注目作品をこれから紹介していこうと思っています。
まず、第一弾はおじさんが最も待っていた作品「王様ランキング」です。
作品の紹介
放送スケジュール
2021年10月14日(木)より毎週木曜24:55〜 フジテレビ「ノイタミナ」ほか
制作会社
原作
十日草輔「王様ランキング」
キャスト
ボッジ(日向未南)、カゲ(村瀬歩)、ダイダ(梶裕貴)、ヒリング(佐藤利奈)、ドーマス(江口拓也)
主題歌
OP:「BOY」King Gnu、ED:「Oz.」yama
注目ポイント1 絵と内容のギャップ
王様ランキングの絵はとても可愛らしく童話みたいです。
しかし、内容はかなりハード。主人公のボッジ王子は非力で耳が聞こえず、言葉も話せない。
優しくしてくれる人はいるがほとんどが冷たい。
非常に現実的でリアル。だからこそ共感できる。
原作同様、アニメでも絵と内容のギャップを楽しめるはずです。
注目ポイント2 なんだかんだの「ノイタミナ」作品
王様ランキングは今季のノイタミナ作品です。
たまに外すことはありますが、基本的にノイタミナは面白いアニメが多い。
一つ前は平穏世代の韋駄天達でした。
そのため、ノイタミナブランドの王様ランキングは、大きく外すことはないかなって勝手に思っています。
注目ポイント3 バトルシーンの描き方
王様ランキングのアニメ化で1番気になるのがバトルシーンです。
派手、激しいバトルシーンだと王様ランキングっぽさがなくなり、逆に動きが少ないと冷めてしまいます。
このバランスが難しそうです。
どういった風にバトルを描くのかとても注目しています。
ちなみに制作会社はバトルアニメを数多く手がけているWIT STUDIO。
2021年秋アニメで最も期待している作品「王様ランキング」の紹介でした。
気になる人はぜひ原作の漫画も読んでみてください。原作は既に累計発行部数130万部を突破しています。感動し、涙します。勇気ももらえます。ハマること間違いなし。
原作の試し読みができます。
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ボクシング映画『BLUE/ブルー』が面白すぎる。ぜひ観て欲しい。
ボクシング映画「BLUE/ブルー」が予想以上に面白かったのでブログで紹介することに。
ボクシング映画はいくつも観てきましたが、そこまで面白いと思う作品は少なかったです。
ただ、この作品は声を大にして言えます。めちゃくちゃ面白い。
まずは作品の紹介。
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監督・脚本:吉田恵輔
キャスト:松山ケンイチ、東出昌大、木村文乃、柄本時生、竹原ピストル
・ボクシングを心から愛し、負け続けるボクサーの瓜田(松山ケンイチ)が主人公。
・瓜田の後輩でセンス抜群で日本チャンピオン目前の小川(東出昌大)
・瓜田の幼馴染であり、小川の結婚相手の千佳(木村文乃)
・格好つけるためにボクシングを始める楢崎(柄本時生)
この4人がメインの話です。
一般的なボクシング映画とは違って、主人公は弱くていつも負けています。
それでもボクシングが好き。
強いのがお約束のボクシング映画。それとは無縁。
これがおじさんの心を掴んだ1番の要因です。
そして、以下の6つがおじさんが感じた作品の魅力です。
「リアルなボクシングの世界」
先ほども言いましたが、センスがなく弱い、それが主人公です。
勝てる人は一握り。敗者がほとんど。これが現実。
どんなにボクシングが好きでもどんなに努力しても勝てない、結果がついてこない。しかもプライベートも上手くいかず。何も報われない。あまりにもリアルで残酷です。嘘がない。
観ているだけで痛々しくなりますが、だからこそ共感でき、感情移入できます。
「無理に泣かせない、感動を押し付けないストーリーと演出」
ボクシング映画というと、いじめられっ子が見返すためにボクシングを始めたり、怪我や病気で選手生命の危機に陥ったボクサーが奇跡の復活を遂げたりってのが一般的だと思います。
しかし、ブルーはそうしたストーリーではありません。
「自分と向き合う」そんな内容の作品です。
いくつも死亡フラグはありましたが、最後まで誰も死ななくて逆に驚きました。普通なら死んで涙を誘うところも一切なし。
やろうと思えばできたのに、あえてしなかったところに好感を持てました。
「ほら、ここで泣けよ」みたいな演出も嫌いではないですが、この作品には今回の方が合っていたと思います。
「最初から最後までノンストレス」
演技・テンポが悪かったり、役者の演技が気になったり、カメラワークが微妙だったり、音楽が合わなかったり、色々な理由でストレスを感じる作品ってありますよね。
BLUE/ブルーにはそれがありませんでした。
もちろん人によって感じ方は違うので、気になる点はあるかもですが、おじさんはストレスなく最初から最後まで観れました。
こんなにノンストレスで観れた作品は珍しいかも。
全てがいい感じでまとまっています。
そのため、時間が経過するのが異常に早かったですし、疲れもなかったです。
「シリアスとギャグのバランスが絶妙」
シリアスばかりだと疲れるし、ギャグが多いとくだらなく見えるし、結構バランスは重要だと思います。
このバランスが絶妙でした。
しかもギャグセンスが高い。そこでそんなセリフを入れたら絶対に笑うだろってシーンがいくつもあります。
ところどころにギャグを入れてもシリアスな雰囲気はそのまま。上手いです。
「恋愛がいいアクセントに」
恋愛要素が多いと陳腐に見える、でも全くないと汗臭くなりすぎる。
全面に恋愛が出ていなくて、いいアクセントになっています。
言うなれば漫画の「タッチ」みたいな感じです。
あだち充作品に近いかも。
野球と恋愛のバランスがちょうどよく、万人ウケする内容。
BLUE/ブルーは、映画というよりも青春漫画のような印象を受けました。
「キャスト選びが大成功」
いいキャストだと思いました。
松山ケンイチ、東出昌大、木村文乃、柄本時生などみなさんの演技が素晴らしかったです。
リアリティのある自然体の演技がこの作品の質を高めています。
ストーリーにも演技にも嘘を感じず、とことんリアルを追求している。
中でも松山ケンイチと柄本時生の演技力には脱帽。心が熱くなりました。
そして、ラストの松山ケンイチに惚れました。
あの終わり方、あのラストシーンにはグッときました。
『報われない努力も美しい』そう感じずにはいられませんでした。
原作なしのオリジナル作品とは思えないくらい素晴らしい映画でした。
みなさんにもぜひ観てほしい一本です。
みんなにも読んで欲しい今おすすめの漫画
今おじさんがみんなにも読んでほしいおすすめの漫画をランキング形式で紹介します。
1位 望郷太郎(既刊5巻)
まず、紹介したいのは「へうげもの」などで知られる山田芳裕先生の「望郷太郎」です。
山田芳裕先生の作品が好きな人は、絶対にハマると思います。
おじさんはまんまとハマりました。
絵のクセは強いですが面白いです。
大寒波、世界初期化、人工冬眠、この魅力的な世界観でもうやられました。
そんな絶望的な世界にコールドスリープから目覚めた太郎が残した家族の最後を知るために日本を目指すという話です。
これはもう立派なSF作品。
おじさんのようなもう年齢がある程度いっている人の方が楽しめるかもしれません。
ちょっと大人のマンガです。
読んでいて色々考えさせられる内容になっています。
無料で試し読みできます。
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2位 ガンニバル(既刊11巻)
二宮正明先生の「ガンニバル」です。
田舎の村を舞台とした本格的サスペンスホラーになります。
閉鎖的な村で起こる様々な事件。
食人というパワーワードと誰が味方で誰が敵なのか全く分からない展開にハラハラドキドキします。
この作品、全体的に狂気に満ちています。
スッキリする話ではないですし、読んでいて気持ち悪くなるセリフや描写が盛りだくさんなので、苦手な人もいると思いますが、めちゃくちゃ面白く、続きが気になります。
構成が非常に上手いです。
サスペンス好きな人におすすめの作品。
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3位 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(既刊8巻)
ハチワンダイバーなどで有名な柴田ヨクサル先生の「東島丹三郎は仮面ライダーになりたい」です。
タイトル通りの内容です。仮面ライダーになりたい人の話。
仮面ライダーになりたい主人公は中年男の東島丹三郎。
そんな主人公が実在していたショッカーと戦います。
コメディ系のバトル漫画ですが、熱いです。
暑苦しいほど熱い。
ハチワンダイバーを読んできた時の記憶が蘇ってきます。
そして、相変わらず女性キャラは巨乳。
笑えて熱くなる作品。
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4位 ケンシロウによろしく(既刊4巻)
ヤクザに復讐をするために漫画「北斗の拳」を読み続けて仇を討とうと修行した結果、凄腕マッサージ師に。
もうこの設定が突き抜けてます。面白すぎます。
北斗の拳を読んでいた、観ていた人からすると余計に面白い。
おじさんのツボに毎回入ります。
声を出して笑ってしまうギャグ漫画です。
どんどん面白くなっていきます。
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5位 九条の大罪
弁護士が主人公の作品ですが、話はアンダーグラウンド。
優先すべきは依頼人の利益。
ウシジマくん同様、重く暗い雰囲気のマンガです。
弁護士側の視点で介護詐欺など日本の社会問題を描いています。
作品を通じて目を背けたくなる現実を見せられてる、そんな気がします。
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おじさんがハマったおすすめのノイタミナ作品ベスト10
おじさんがおすすめするノイタミナ作品ベスト10です。
ノイタミナとは、フジテレビで放送している深夜アニメ放送枠のことで、連ドラのようなアニメをコンセプトとして設立されました。Animationを逆読みして「ノイタミナ」。
このノイタミナのアニメは、基本的にクォリティが高く面白いです。
中には微妙な作品もありますが、それでも全体的に面白いアニメが多く、常におじさんはチェックしています。
現在、放送しているのは「平穏世代の韋駄天達」です。
世界観、ストーリー、演出、作画など見どころ盛りだくさんです。
OPも非常に中毒性があり、気に入っています。
観ていない人は、今からでもぜひ。
めちゃくちゃ迷いましたが、おじさんが選ぶノイタミナ作品ベスト10を発表します。
1位 PSYCHO-PASS(サイコパス)
ノイタミナ作品の中で最も好きなのが「PSYCHO-PASS(サイコパス)」です。
世界観がどこか攻殻機動隊に似ていることもあって、すぐにハマりました。
シーズン1~3までテレビで放送されていて、 劇場版もあります。
個人的にはシーズン1が一番面白かったです。
このアニメの特徴は、なんといっても圧倒的な世界観。
包括的生涯福祉支援システム「シビュラシステム」に管理された世の中。
公安の刑事が犯罪係数を測定し、罪を犯す危険性のある「潜在犯」をドミネーターと呼ばれる銃で断罪する。
この世界観が非常に面白く、観ていてわくわくドキドキし、また考えさせられます。
登場するキャラも全員魅力的で、声優さんたちも渋い。
作画、ED、OPも素晴らしい。
ちょっと大人向けでグロ要素が強めですが、サスペンス好きなら絶対に観て損なしです。
ちなみにヒロインの常守朱はおじさんの大好きなキャラ。
あの顔、あのスタイル、あの性格、おじさんの好みです。
2位 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
ノイタミナ作品で絶対に観てほしいのが、この「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」です。
有名作なので観ている人が多いかもしれませんが、観ていない人は今すぐに。
そのくらい素晴らしい作品で、おじさんがここまで泣いたアニメはないような気がします。
泣けるアニメ第1位かも。まさに涙腺崩壊アニメ。
ストーリーはもちろんですが、演出が素晴らしく上手いです。
もう完璧に泣かせにきてるじゃんってのが分かるけど泣いてしまいます。
感情表現がとても上手に描かれています。
ラストなんて思い出すだけで・・・・・。
ノスタルジックな雰囲気が漂い、夏になると観たくなります。
OPもEDも作品にマッチしていて◎
3位 僕だけがいない街
原作の漫画は既に読んでいて、予備知識があった上でアニメを観ました。
それでもこの「僕だけがいない街」は心から楽しめました。
原作者の三部けい先生の作品はどれも好きです。
この作品、ちょっと地味で内容も面倒くさそうな感じですが、非常によく出来ています。
数あるノイタミナ作品の中でも傑作の部類に入ります。
ジャンルはミステリー要素を含んだサスペンス。
主人公はタイムリープ能力を持ち、過去と現在を行き来できます。
個性の強い作品ではないですが、キャラクターの心情の描き方・演出、ストーリー展開、映像などトータルクオリティが高いです。
上質なサスペンスドラマを観てる感覚なので、アニメを普段観ない人にもおすすめできる作品。
4位 四月は君の嘘
多分、ノイタミナの中で1番、2番の人気を誇るのが「四月は君の嘘」ではないでしょうか。
おじさんもこのアニメが好きなので、みなさんの気持ちが分かります。
一言でいうとめちゃくちゃ泣ける青春ものです。
あまりにもハマって、アニメを観てから原作を読み始めました。
音楽の話ですが、音楽に興味がなくても全く問題ありません。
作画は丁寧。音楽は完璧。だからこそ演奏シーンは素晴らしく、目と耳が幸せになります。
特に最終回は伝説といえるほどの完成度です。
テンポもいいので、最初から最後まで一気に観れてしまいます。
5位 刀語
全くそのことを知らずに観始めて、なんか化物語とかに似てるなって調べたら西尾作品と知って納得。
西尾作品が好きな人は、絶対に楽しめる作品です。
展開が早く、次から次へとどんどん敵が登場したりと視聴者を飽きさせないように作られています。
ジャンルは、能力系バトル時代劇。そんな感じでしょうか。
キャラデザは他の作品と一線を画すため、向き不向きはあると思いますが、おじさんは好きでした。
言葉遊びや独特な言い回しなど会話を普通に聞いているだけでも面白いです。
6位 四畳半神話体系
ノイタミナが生んだ傑作、それが「四畳半神話体系」です。
原作:森見登美彦先生、制作会社:マッドハウスの学園恋愛ファンタジー。
ストーリーは比較的分かりやすいですが、世界観、設定、キャラデザ、作画、演出などが独特で、とても個性の強い作品です。
そのため、万人ウケするアニメではないでしょう。
ちょっと苦手かもって人も我慢して1話を最後まで観てください。
すると不思議とこのシュールなユーモアにハマってしまうはずです。
終盤にかけての伏線回収もお見事、ラストも綺麗で文句なし。
現在、大学生ならより一層共感できるかも。
日常はこんなにも楽しい。「なんだか人生つまらない」って考えている人にこそおすすめの作品です。
7位 うさぎドロップ
「うさぎドロップ」は、心がぽかぽか温かくなるアットホームな作品です。
冴えないおじさんの寝起きから始まり、しかもお葬式という、あまりテンションが上がらない出だしですが、安心してください。すぐに面白くなります。
子育てが話のメインなので、観る人の環境で感想が変わると思います。
温かいのはストーリーだけではなく作画も。
手描き感があって、丁寧に描いているのが伝わってきます。
そして、観たら同じ気持ちになると思いますが、主人公のりんちゃんの声優が素晴らしいです。
OP・EDもアニメのイメージにマッチ。
日常ほのぼの系の中でもちょっと頭ひとつ、ふたつ、突き抜けてます。
8位 東京マグニチュード8.0
恐らく、おじさんが最初にちゃんと観たノイタミナ作品が「東京マグニチュード8.0」だっと思います。
ということもあって、いまだにバリバリ記憶に残っています。
タイトルから分かる通り、地震の話です。
メインキャラが姉と弟。もう嫌な予感しかしません。
この作品は綿密な取材を基に作成されているため、地震災害のリアリティがすごく、観ていて恐怖を感じます。
そして、アニメを通じて地震対策の勉強もできます。
これが大きいです。
やや雑な部分も目立ちますが、それでもかなり上手く構成されていて、おじさん最後は泣いてしまいました。
笑って楽しめる作品ではないですが、観て損はありません。
9位 ピンポン
ピンポンは、原作も実写映画も大好きだったので、アニメにハマるのも予想がつきました。
原作同様、クセはかなり強いですが、一度ハマればそうそう抜け出せません。
たかが卓球、されど卓球。高校の部活、卓球を熱く描いています。
登場人物はほとんど男性。女性はあまり出てきません。
美少年・美少女が出てくるアニメを観たいって人には不向きです。
昔ながらのスポコンアニメを観たい人におすすめ。
視聴者のハートを熱くする演出が印象的です。
おじさん、ストーリーを知っているくせに毎回観るたびにドキドキワクワクしていました。
10位 サムライフラメンコ
あまり評価は高くないようですが、おじさんは「サムライフラメンコ」が大好きです。
大人になりたくない、大人たちへ。まさに自分です。
改造手術なし、特殊能力なし、自力で正義の味方になった主人公。
その主人公を見守る警察官。
ジャンルはヒーローものです。
感情移入しやすく、すぐに夢中になりました。
どんどん話が進むごとにまじめになっていくため、途中で置いていかれそうになります。
ところどころで「??」と感じますが、あまり気にせずに一気に観てください。
笑えて、ちょっといい話。
ランキング外のおすすめノイタミナ作品
C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL
気が早いですが2021年10月放送開始の王様ランキングに注目しています。
原作の漫画がとにかく面白いです。
アニメのPVを観る限り、かなり期待できそうな気がします。
王様ランキングを無料で試し読みできます。
期待以上?期待以下?おじさんの最近観た映画の感想・レビュー
最近、観た映画の感想です。
邦画、洋画、アニメ全て含みます。
古い作品もあれば新しい作品もあります。
そして、「期待以上だった」「期待通りだった」「期待以下だった」の3つに分けてみました。
おじさん個人の感想なので全然異論は認めます。
期待以上だった作品
コンプリシティ/優しい共犯
コンプリシティ/優しい共犯は、2021年のベストムービー候補のひとつです。
シンプルで昔ながらの映画です。
キャストやストーリーなど全体的にかなり地味な作品だったので、あまり期待せずに観ましたが、素晴らしい作品でした。
最近、涙腺が弱いせいか感動してボロボロ泣きました。
藤竜也さんの演技が光っています。
リアリティがあり、観ていて心に来るものがあります。
観て損なしです。
哀愁しんでれら
これは期待値がとても低かった作品です。
「哀愁しんでれら」ってタイトルがもうアレだし、田中圭さんが出ている辺りでちょっとコメディよりかなって勝手に思っていました。
そんな馬鹿にしていた映画ですが、いざ観てみると面白い。
期待値が低かったのもありますが、想像以上の作品でした。
サスペンスホラーという言葉がぴったり。
田中圭さん、土屋太鳳さん、COCOさん、この3人家族の狂気っぷりが怖い。
ハッピーからの胸糞ラストへの急落下に口がポカーンってなりました。
ソワレ
ソワレは、村上虹郎主演の逃避行ものです。
手持ちカメラで撮影しているようなドキュメンタリーテイストの作品。
最近、こうしたドキュメンタリーっぽいのが多い気がします。
色々とツッコミどころはありましたが、ストーリー構成が抜群。
人がいきなり消える幻想的なシーン、時間軸の使い方など映像テクニックが上手い。センスを感じます。
そして、ラストの伏線回収が素敵でした。
あの頃。
松坂桃李さん目当てで観た作品です。
内容を全く知らずに観たのが良かったのか、かなり楽しめました。
松坂桃李さんのハロプロおたくっぷりが最高に面白かったですし、上手かったです。
下ネタ全開でくだらない会話がいっぱいですが、男子の会話っぽくて好印象でした。
感動のラストへの持ってき方が良かったです。
仲野太賀さんの熱い演技に今回もやられてしまいました。
mid90s ミッドナインティーズ
洋画です。
期待はしていましたが、期待以上の作品でした。
一緒に観ていた人はつまらないと言っていましたが、おじさん的には最高に面白かったです。
ものすごく共感できる点があったので。
アメリカ版の青春思春期ドラマ。
少年の悪ぶった年上の憧れ・尊敬、周囲の不安感など細かく丁寧、リアルに描いています。
男なら気持ちがわかるだろ?って聞かれてる感じがします。
90年代の雰囲気を出す撮影方法や音楽が良かったです。
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期待通りだった作品
夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者
夏目友人帳はテレビアニメ版も劇場版も外しませんね。
期待通りのクォリティ、安定して面白いです。
夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者は、2部構成になっています。
どちらも良かったですが、おじさん的には後半の怪しき訪問者の方が好きです。
夏目友人帳を観終わった後は、いつも優しい気持ちになれます。
癒しが欲しい人はぜひ。
ミッドナイトスワン
草彅剛さん主演の話題作品「ミッドナイトスワン」です。
トランスジェンダーの現実を繊細に描いています。
痛々しいほどリアルさがあり、ちょっと観るのが辛くなる場面もありました。
草彅剛さんの演技はもちろんですが、子役の服部樹咲さんの演技も素晴らしかったです。
バレエの美しいシーンと現実の過激なシーンとのギャップがより、作品にインパクトを与えています。
今年を代表する感動作ではありますが、あまりにも評判が良く期待値が高かったので、期待以上とはいきませんでした。
勝手にちょっとハードルを上げすぎました。
銀魂 THE FINAL
銀魂 THE FINAL、面白かったです。
これぞ銀魂という期待通りの内容でした。
最初からドラゴンボールのパクリ、終始ほぼギャグ。
ファイナルなのに関わらず、これでもかってくらいギャグを入れるあたり銀魂らしいです。
なんでもいいから登場キャラ全員集合みたいなノリで、いい意味で雑なアベンジャーズを観てる気分でした。
不覚にも感動して泣きそうになりました。
バトルシーンの作画は迫力あって最高。
銀魂は笑えて感動して、何も考えずに観れるのがいい。
魔女がいっぱい
そこそこ期待していて、そこそこ楽しめたので、期待通りの作品です。
正直、すごく面白いわけではありません。
もう少し大人向けかなと思っていたのですが、子供向けの内容でした。
ただ、アン・ハサウェイの弾けた演技を観れただけで満足。
ちょっと怖いシーンもありますが、子供と一緒に観るならおすすめです。
ホテル・ムンバイ
ホテル・ムンバイは、とても評価が高く、ずっと気になっていた作品です。
実際に起きた宗教テロ事件。
観てみて、どうしてみんなの評価が高いのか分かりました。
激しいアクションがあったり、スーパーヒーローが助けにくるわけでもありません。
普通の一般人が必死に生き残ろうとする様子を描いています。
このリアルさが観ている人をひきつけます。
撮り方も上手い。
あっという間に時間が過ぎて、観終わった後にドッと疲れました。
間違いなく良作です。
夏、至るころ
池田エライザが監督を務めた青春映画です。
もっと今どき感のある作品かと想像していたのですが、ノスタルジックな雰囲気、昔懐かしい感じの邦画。
なんだかベテラン監督が撮ってるかのような雰囲気です。
ただ、撮り方がちょっとあざといと感じるところもありました。
池田エライザが監督ということもあって、色眼鏡で観てしまいがちですが、悪くはなかったです。
むしろ、良かったと思います。
少しだけ先生役として出ている高良健吾さん良かったです。
期待以下だった作品
花束みたいな恋をした
泣ける映画として話題になった「花束みたいな恋をした」。
菅田将暉さんと有村架純さんという今人気の2人を起用しています。
かなり期待していただけに観ている時のガッカリ感がすごかったです。
内容が非常に薄く、泣ける場面がどこなのか分かりませんでした。
ただ人気の2人を使っただけで、菅田将暉さんと有村架純さんが出ていなかったら注目されたかどうか怪しい。
今回に限っては、役者の演技も微妙でした。
押井守さんが出演していたり、小説や漫画などが作品にちょくちょく出てきます。
情報量は多いですが、ただそれだけ。
駄作といってもいいくらいつまらなかったですが、映画の売り方は上手いです。
どうすれば話題になるか、どのターゲット層に絞るか、何を作品に入れればいいかなど考えられて作られています。
新感染半島 ファイナル・ステージ
前作が面白かったので、今回も期待していましたが、あまり面白くなかったです。
アクションやカーチェイスが盛りだくさんで、そういったシーンが好きな人にはウケがいいと思います。
おじさんも嫌いではないですが、ストーリーが断然前作の方が面白いです。
前作よりも派手で確かに見ごたえはあるかもしれません。
単純におじさんには合いませんでした。
残念です。
人数の町
中村倫也主演の作品です。
ガバガバですが、設定や世界観は悪くないと思います。
ただ、演出やストーリー構成がいただけなかったです。
ダレるし、眠くなります。
ラストに近づくにつれ少しはマシになりましたが、全体的に盛り上がりのない映画。
けっこう期待していただけに残念。
名も無き世界のエンドロール
これも期待以下でした。
最初は面白いかもって思いましたが、だんだんつまらなくなっていき、オチも途中で分かってしまいました。
いい意味で分かりやすい、悪い意味でインパクトのない映画。
言い方は悪いけど内容よりもキャストを観る作品なのかなって思いました。
ファンのための映画みたいな感じがします。
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天外者
天外者は、三浦春馬さんの遺作です。
内容は歴史ドラマで、おじさんの好きなジャンルでしたが、期待以下でした。
評価が非常に高いため、期待していたのですが、平均的、またはそれ以下の時代物です。
この内容をこの時間でまとめるのはちょっと無理があると思います。
役者の演技も「うーん」って感じでした。
ただ、三浦春馬さんは相変わらず爽やかでキラキラ輝いていました。
最近、観た映画の感想・レビューでした。
あくまでもおじさんの感想なので、違う人が観たら面白かったり、つまらなかったりすると思いますが、参考になれば嬉しいです。
「コンプリシティ/優しい共犯者」と「ミッドナイトスワン」、これはぜひ観てほしい。
どちらも素晴らしい名作です。
観て損なし!2021夏アニメ5作品
2021年の夏アニメは、前期と比べるとやや不作気味かなっと思っていましたが、そんなことはなかったです。
面白い作品がどんどん登場してきました。
その中から、おじさんが面白かったと感じたおすすめの5作品をランキング形式で紹介したいと思います。
1位 平穏世代の韋駄天達
2021夏アニメで最もおじさんの心を掴んだのは、「平穏世代の韋駄天達」です。
グロやレイプシーンがあったり、ちょっと古臭い感じがしたり、色使いが独特だったりと非常に個性の強い作品。
そのため、評価がわかれていますが、おじさん的には高評価です。
今季アニメをほぼ諦めていた中で、平穏世代の韋駄天達は救世主になりました。
世界観に合った独特の色使い、面白い演出、引き込まれるストーリー、強い個性のキャラ達、作画の良さ。
褒めたいところがいっぱいです。
そして、オープニングがオシャレで格好いい。
キタニタツヤさんが歌う「聖者の行進」がマッチしていて、中毒性があります。
合わない人もいると思いますが、まだ観てない人はぜひ一度この作品を観てみてください。
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2位 白い砂のアクアトープ
2位は、白い砂のアクアトープです。
これは始まる前から期待していて、その期待を裏切りませんでした。
平穏世代の韋駄天達を観る前は、白い砂のアクアトープが夏アニメの1位でした。
制作は作画の美しさに定評のあるP.A.WORKSです。
舞台は沖縄の水族館。
ため息が出るほど作画・アニメーションが美しいです。
細かな部分にもこだわりが感じられ、沖縄の美しさを完璧に描いています。
絵を観るだけでも満足できる作品です。
P.A.WORKSの作品は絵は綺麗でもストーリーが・・・・・ってことがあるのですが、今回は大丈夫そう。
むしろ、いい感じのストーリーでテーマも分かりやすいです。
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3位 Sonny Boy(サニーボーイ)
サニーボーイは、マッドハウス制作の漂流系SFアニメです。
おじさんはこの手の不思議系アニメが大好き。
学校が異次元へと漂流してしまいます。
落ち着いた雰囲気だけどちょっと怖い、そんな感じの作品です。
「ブギーポップは笑わない」に似ているとアニメだと考えていいと思います。
大雑把な作りでありながら、きちんと要所は要所はしめる丁寧さ。
これからどうなるのか全く先が見えないストーリーがたまりません。
4位 小林さんちのメイドラゴンS
小林さんちのメイドラゴンの2期です。
毎回、期待を裏切らない安定の面白さ。
むしろ、1期よりもパワーアップして帰ってきたそんな印象です。
アニメが好き、この作品が好き、そんなスタッフが楽しみながら全力で作っている。
バトルシーンは迫力があるし、構図も完璧。
こだわりが感じられる細かい描写もいい。
一般的なバトルアニメよりも余程こっちのバトルの方が満足感があります。
クオリティだけで順位をつけるなら2021夏アニメのナンバーワンです。
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5位 RE-MAIN
意外に良かったのが、水球アニメの「RE-MAIN」です。
裸の男たちがワチャワチャやる作品ですが、案外悪くない。
ストーリーが王道スポーツアニメだからなのか普通に楽しめます。
どうせBLだろってバカにしていましたが、いい意味で期待を裏切ってくれました。
オリンピックブームもあって、このアニメ、覇権に躍り出るかも。
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2021夏アニメの紹介でした。
この他にも「ピーチボーイリバーサイド」や「魔法科高校の優等生」、「ひぐらしのなく頃に卒」などの話題作があります。
時間ができた時にでもそうした作品も紹介したいと思います。
2021夏アニメは「白い砂のアクアトープ」に注目!
2021年夏アニメが開始されましたが、前期と比べると不作気味の印象です。
今のところ、面白いと思えたのは3作品くらいでしょうか。
その中の1つが今回紹介する「白い砂のアクアトープ」です。
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白い砂のアクアトープは、放送開始前から注目していた作品です。
1話と2話を観ましたが、今のところ期待以上の出来に満足しています。
この作品の最大の魅力は「美しさ」です。
制作会社は、P.A.WORKS。
作画・アニメーションに気合が入っていて、どのシーンも綺麗の一言。
沖縄の自然、海の魅力を最大限に表現できています。
まるで本当に沖縄にいるような感覚。
肝心の中身ですが、こちらも文句ありません。
P.A.WORKSは作画はいいけど、ストーリーがね・・・・・って印象が強いです。
だから今回もそれが心配でしたが、白い砂のアクアトープは大丈夫そう。
1話と2話を観た感じだとむしろ良さげで、夏を感じさせるアニメ。
現時点で2021年夏アニメランキングで一番です。
このまま高いクオリティを維持して、最後までいってほしい。
夏アニメで何を観ようか迷っている人は、ぜひ「白い砂のアクアトープ」を。