やっと思い出した!名球会コミックスだ!
ようやく子供の頃、読んでいた野球漫画を思い出しました。
ずっと名前が分からず、モヤモヤしてかれこれ10年以上。
その漫画の作品名は、「名球会コミックス」です。
ジャンルは児童書に入るのかな?
知っている人は、かなりの野球好きのおじさんだと思います。
非常にマイナーな作品ではないでしょうか。
当時、小学生だった私は図書館で借りて読んでいました。
プロ野球で大活躍して名球会入りした偉大な方々の自伝のようなものです。
これがとても面白くて、全巻読破しました。
みなさんご存じの王貞治さん、長嶋茂雄さん、金田正一さん、村山実さん、谷沢健一さんなど全36巻です。
非常に見ごたえのある作品です。
この本のおかげで、すでに引退した方ばかりでしたが、当時のおじさんは、現役の選手たちよりもプレースタイルや成績を詳しく知っていました。
中でも記憶に鮮明に残っているのが、稲尾和久さんと大杉勝男さんの作品です。
稲尾さんといえばフォークですよね。
鋭いフォークを投げたい!という気持ちが強すぎて、指が伸びる夢を見たそうです。
そのシーンをいまだに覚えています。
大杉さんの作品の場合は言葉です。
大杉さんがバッティングフォームを崩していた時に飯島打撃コーチに言われた言葉。
それが「いいか、大杉、あの月に向かって打て」
この「月に向かって打て」というフレーズがあまりにもカッコよくていまだに忘れません。
本日、ようやく名球会コミックスを思い出せたので、記念にブログで紹介させていただきました。
野球好きのおじさんだけではなく、今の若い世代にも読んで欲しい作品です。