うめざわしゅんのダーウィン事変が想像以上に面白い
最近、うめざわしゅん先生のダーウィン事変を読みました。
前からタイトルだけは知っていましたが、なかなか読む機会がありませんでした。
で、ようやく読むことができましたが、ダーウィン事変、想像以上に面白い。
なにが面白いってこの作品の設定です。
動物解放を訴えるテロ組織が生物研究所を襲うところからスタートします。
チャーリーは、半分ヒト・半分チンパンジーの「ヒューマンジー」、人間の両親のもとで15年間育てられ、高校に入学します。
そして、陰キャの女の子「ルーシー」と出会う。
そこからテロや差別、ネット炎上などヒトが抱える問題、悩みと向き合っていく・・・・・
このダーウィン事変は、今の時代に非常にマッチした作品です。
登場する問題や悩みはどれも今現実に起こっているものばかり。
そのため、読んでいても他人事には感じません。
実際チャーリーのような存在に自分が会った時、どのように感じ、どのように接するんだろうなんてことを考えました。
そして、ヒトでも動物でもないチャーリーだからこそ言えるセリフもこの作品の魅力です。
かなり心に響きます。
まだ2巻までしか出ていませんが、すでにポテンシャルは証明されています。
また一つ素敵な漫画に出会えて嬉しいです。
無料で試し読みできます。
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