あの話題作の評価は?最近観た邦画ベスト10
最近、観た邦画のベスト10です。
新作やそこそこ新しめの作品をチョイスしました。
映画選びの参考になれば嬉しいです。
1位 あのこは貴族
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最近、観た邦画のNo. 1は「あのこは貴族」です。門脇麦さん、水原希子さん、高良健吾さんが出演しています。
この作品には女性へのエールが詰まっています。期待以上の面白さで大満足。
それほど浮き沈みのない穏やかな展開ですが、飽きないし、体感時間が短かったです。
普段感じられない階級、家柄、生きづらさ、意識の変化など考えさせられることが多かったです。
門脇麦さんの演技が上手かった。こういう人いるよなって。おじさんの苦手なタイプ。そして、高良健吾さんがめちゃくちゃ格好良い。いい男だなって改めて思いました。
2位 すばらしき世界
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期待通りの面白さでした。色々なテーマが混ざってる作品。なかなか重くて辛い話ですが、観やすかったです。
役所広司さんの演技はさすがの一言。もう上手い、上手すぎる。心に刺さる。
見て見ぬふりすることが社会で生きるコツ。今に始まったことではないが正直な人ほど社会は生きにくい、そんな理不尽な世の中を見事に描いています。
ラストは予想通りでとても辛かったです。
3位 犬部!
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普段あんまり動物系の映画は観ません。それもあって、期待をかなり超えてきました。予想以上にいい作品でしたね。
時系列は分かりづらかったですが、みんなが一丸となってしっかりと作られている感じがしました。
そして、熱い、とにかく熱い内容です。まさに青春。林遣都の演技がすごく濃く、観ているこっちまで熱くなります。可愛い犬も猫も見れて満足。
4位 静かな雨
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感情が痛いほど伝わってきます。リアリティ溢れる良い作品です。観終わった後の余韻がなんとも心地良い。
どうして足をひきずっているのか?どういった事故にあったのか?など結構気になる点の説明はほとんどなし。「過去のことなんて今を生きる2人には必要ない。」そんなことを言いたいのかな?
相変わらず大賀さんの演技は素晴らしいです。心に響きます。
5位 殺さない彼と死なない彼女
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全く期待していませんでした。予想よりずっと面白かった作品です。
古臭いセリフ、痛々しい発言、ツッコミどころの多い演出など気になる点が多々ありましたが、観ているとだんだん慣れてくる不思議。なんだかんだ最後まで観てしまいました。
役者の演技も悪くなく、中でも箭内夢菜さんの演技が素晴らしく印象的でした。
6位 騙し絵の牙
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コメディよりかと思ったら意外にもシリアスな感じの作品で、まず騙されました。
だいぶあっさりしたストーリーで分かりやすいですが、騙し合いの要素が少なくちょっと拍子抜けした感が。「七つの会議に近いかも」
見どころは次から次へと出てくる豪華キャスト。中でも大泉洋さんは、普段と違う演技を見せてくれて新鮮でした。
7位 ライアーライアー
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原作は少女漫画です。いやいや、本当にびっくりしました。自分の常識が通じなくて。
キャラが現実にいたらかなりやばい奴ばかりで、しかも鈍感過ぎる。そんな少女漫画の怖さを再確認した作品です。
全く期待していなかったがおかげで最後まで楽しめました。
8位 くれなずめ
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高良健吾、前田敦子、成田凌、藤原季節、若葉竜也、城田優などの豪華キャストで、かなり期待していた作品でしたが、期待通りという訳にはいきませんでした。「佐々木、インマイ、マイン」の劣化版。
終盤まで退屈でした。泣けるシーンは所々あります。ただ、計算なのか分かりませんが、あまりにも笑いが滑ってます。過剰演出のところもあり、好き嫌いがわかれると思います。下手したら駄作。そんな危なかしい作品でした。
9位 461個のおべんとう
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シングルファザーのイノッチがお弁当を毎日作る作品です。それ以上でもそれ以下でもありません。
つまらなくはないですが、面白くもなかったです。最後まで観ることはできました。
家庭的なイノッチを楽しめる。それがこの映画の魅力ですね。
10位 ゾッキ
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評価不可能な作品。面白かったのか、つまらなかったのか、判断に困ってしまいます。
竹中直人、山田孝之、斎藤工の3人が監督を務めるオムニバスストーリー。話がシュールすぎて置いてかれる事がしばしば。
キャストは超豪華。吉岡里帆、鈴木福、安藤政信、ピエール瀧、倖田來未、松田龍平などなど。
この豪華な役者を見るという目的で試しに観てみるのもいいかも。