個性豊かな12作品を一度に楽しめる映画「DIVOC-12」の感想・レビュー
ずっと観たかったDIVOC-12を観ることができました。話題だったので気になってました。オムニバスが好きだし、有名な俳優・女優はいっぱい出てるし、観たい要素が盛り沢山。
今回はU-NEXTさまさまです。ちょうど31日間無料リトライキャンペーンがあったので。しかも見放題に入っててラッキーでした。
作品の紹介
タイトルの「DIVOC」には、コロナに苦しむ世界をひっくり返したいという想いが込められています。
12人の監督の12本の個性豊かな短編オムニバス映画。
名もなき一編・アンナ
監督:藤井道人
出演:横浜流星
感想:ストーリーも面白いけど、映像の美しさに目がいきました。綺麗でオシャレです。演出も上手かった。もう当たり前の事ですが、横浜流星さん、イケメン。格好いいです。人気なのが分かります。
流民(るみん)
監督:志自岐希生
出演:石橋静河
感想:自分の部屋が見つからない。非常にメッセージの強い作品かなと。ちょっと重い気持ちに。石橋静河さんのアップの表情がなんともいえず印象的でした。
タイクーン
監督:林田浩川
出演:小野翔平、窪塚洋介
感想:これはもう窪塚洋介さんを観れただけで満足です。おじさん世代にはグッときます。いくつになっても窪塚洋介さんは変わらない。安心しました。
ココ
監督:廣賢一郎
出演:笠松将
感想:リアルな結末に暗い気持ちに。ただ現実だとそうだろうなって思いました。葛藤がとてもリアル。自分ならどうするんだろう。
ユメミの半生
感想:映画の中で映画をやる感じ。嫌いじゃないです。何がなんだか分からないストーリーが面白いです。有名作品の名シーンっぽいのが出てきたりと、エンタメって感じが強かったです。
魔女のニーナ
監督:ふくだみゆき
出演:安藤ニコ、おーちゃん(HIMAWARI チャンネル)
感想:ミュージカルテイストの作品。アニメでありそうな設定です。ポップな映画やファンタジー好きなら楽しめると思います。
死霊軍団 怒りのDIY
監督:中元雄
出演:清野菜名、高橋文哉
感想:ゾンビ映画、B級映画。かなり面白かったです。感動的だったり、メッセージ性が強かったり、ファンタジーっぽい作品が多い中、これは全くの異色。くだらないけどアクションシーンとかは本格的でお見事。清野菜名さんを好きになりました。
あこがれマガジン
監督:エバンズ未夜子
出演:小川紗良、横田真悠
感想:前向きになれる作品です。おじさん的には可もなく不可もなく。世にも奇妙な物語っぽいなって思いました。
よろこびのうた Ode to Joy
監督:三島有紀子
出演:富司純、藤原季節
感想:自分の老後が不安になりました。細々どころかちゃんと暮らせるか不安でいっぱい。ラストのシーンで胸が熱くなります。お二方とも演技が上手いです。
YEN
監督:山嵜晋平
出演:蒔田彩珠、中村守里
感想:個人的に12作品の中で1番面白かったです。本当にこんな遊び、ストレス発散をやってたら怖いですが、とにかくこの2人の少女の演技が最高でした。自然体の演技。そして、それは言っちゃダメだよってシーンがあってうわぁって気持ちになりました。お父さん、、、。
海にそらごと
監督:齋藤栄美
出演:中村ゆり、髙田万作
感想:母親と息子の話。感動設定だけど尺の短さでなかなか感情移入が難しかった。元YURIMARIメンバーの中村ゆりさん、超綺麗でした。おじさんと同じくらいの年齢なのにあの美しさ。結婚したい。
睡眠倶楽部のすすめ
監督:加藤拓人
出演:前田敦子
感想:不思議な設定の話。ちょっと羨ましいと思いました。前田敦子さんはもうすっかり女優ですね。なかなかの演技。
12作品もあるので、どれかは面白いって思える映画と出会えると思います。それにしてもどの作品も個性豊かでした。おせちみたいなオムニバス映画「DIVOC-12」をぜひ観てみてください。