今ジャンププラスが熱い!おじさんが選ぶおすすめ漫画
20代後半くらいまでは、漫画雑誌を買って読んでいましたが、それ以降は立ち読み程度で済ませています。
特に週刊少年ジャンプなんてあれほど好きだったのにいつの間にか立ち読みすらしない時もあります。
ワンピースや僕のヒーローアカデミア、呪術廻戦、Dr.STONE、たまにハンターハンターなどまだ人気作品は掲載されていますが、正直わざわざ買ったり、立ち読みしてまで読みたいと思えません。
漫画喫茶でまとめて読むくらいでちょうどいいかなって思っています。
そんなおじさんが今ハマってるのがジャンプはジャンプでもジャンプ+(ジャンププラス)です!
ジャンププラスは2014年より集英社から配信されている漫画アプリ、漫画ウェブサイトです。
おじさん的には、本誌の週刊少年ジャンプよりも読みやすく、そして面白い!
ちょっと高めの読者層を意識した作品を掲載しているんでしょうね。
本誌よりも制限が緩く、ちょっとエッチだったり、グロかったり、過激・暴力的な表現はやや多めですが、それがまた良いです。
そんなジャンププラスを配信開始時期から読んでいますが、今がかなり熱い!
以前よりも面白い作品が増えているので、読みたい漫画がたくさんあって更新されるたびに忙しいです。
そんな今熱いジャンププラスの中から、おじさんが面白いと思うおすすめ作品を選んでみました。(他紙で掲載されている作品もあります)
1位 左ききのエレン(連載中)
おじさんがジャンププラスで一番好きな漫画は、かっぴー/nifuni先生の作品「左ききのエレン」です。
これは今まで読んだことのない作品でした。
クリエイターの話で、読むにつれてどんどん面白くなっていきます。
最初はとっつきにくく微妙だなって思って、何度か中断してしまいましたが、継続して大正解でした。
30代~40代の大人が読むのにちょうどいい内容です。
普通の漫画とは違って、映画やドラマを観てる感覚で話が進んでいきます。
これが本当に不思議。
キャラクター設定・話の構成をしっかりと考えてからスタートしたのが伝わってきます。
もうラストをどんな感じで終わらすのか考えてるかも。
スピード感のある作品なので、一気読みするのに最適だと思います。
2位 ファイアパンチ(完結済)
ファイアパンチは、本誌で掲載していた人気作「チェンソーマン」の作者である藤本タツキ先生の作品です。
藤本タツキ先生は、これが初めての連載でした。
この漫画を初めて読んだ時は、驚いて言葉を失いました。
設定・世界観が異常です。
よくこの漫画の掲載をOKしたなって思いました。
グロ、暴力、性的な描写、異常な思想などタブーとされているものが全てといっていいほど入っています。
でも、めちゃくちゃ面白くてハマりました。
チェンソーマンも過激でしたが、こちらの方が上です。
チェンソーマンが好きだった人は、ぜひ読んでみてください。
3位 青のフラッグ(完結済)
本誌で連載していた「クロス・マネジ」や「バディストライク」の作者である「KAITO」先生の作品です。
この作品には、おじさん意表をつかれました。
普通の高校生の恋愛漫画かな?と思って読み続けていたら違いました。
まさかの同性愛がテーマの漫画。
それを最初感じさせない描き方だったので、本当にびっくりしました。
高校生にしてはちょっと大人びた人たちが多い印象でしたが、よくできています。
絵もセリフも繊細で、おじさんの汚れた心が洗われました。
4位 SPY×FAMILY(連載中)
SPY×FAMILYは、ジャンププラスの看板漫画だといっていいでしょう。
次にくるマンガ大賞2019のWeb部門で1位、このマンガがすごい!2020のオトコ編で1位など数々の賞を受賞。
海外や社会的にも評価されていて、朝日新聞や産経新聞にも取り上げられています。
スパイの男、殺し屋の女、超能力者の女の子、この3人が仮初めの家族を築き、日常を送るホームコメディです。
この設定からしてもう面白いに決まってます。
完成度が非常に高く、安定した面白さがありますし、心が温まります。
誰が読んでも面白く、外さない漫画だと思います。
5位 歯医者さん、あタってます!(連載中)
歯医者さん、あタってます!は、山崎将先生の作品です。
最初エロマンガかな?と思って読んだら違ってガッカリしましたが、ちゃんと読んだら面白かったです。
歯医者と極道という不思議な組み合わせな作品で、めちゃくちゃ笑えます。
出てくるキャラが変人ばかり。
そして、登場人物がなぜかエロい。
エロ漫画ではないのですが、色気のある描き方に上手さを感じます。
コメディが好きな人におすすめです。
6位 怪獣8号(連載中)
怪獣8号は、松本直也先生の作品です。
怪獣というタイトルですが、ヒーローものの漫画だと思ってください。
怪獣のいる世界で、あることがきっかけで怪獣の力を得ます。
その力を使って、敵を倒していく王道のストーリー。
この漫画は1話からすでに面白かったです。
画力が高く、ストーリーもわかりやすい。
そして、なによりもジャンプらしい熱い内容です。
今回、選んだ中で最も熱量が高くジャンプらしい作品、本誌で掲載されていてもおかしくないレベル。
友情、努力、勝利をしっかりと体現しています。
7位 檻の中のソリスト(完結済)
檻の中のソリストは、森屋シロ先生の作品です。
この漫画を初めて読んだ時、画力の高さとテンポのいいストーリー構成に驚きました。
非常に絵が上手く、細かな部分も丁寧に描いていて、こだわりが感じられます。
キャラの表情がとても豊かでリアルです。
本誌でもここまで細かく描いている作品はないと思います。
読者を惹きつける世界観やストーリー構成は見事で、時間を忘れて一気読みしてしまいました。
もっともっと長く読みたかったのですが、残念なことにすでに完結しています。
ただ、無駄に延ばさず、綺麗に終わった感じがするので、それはそれで良かったかも。
次回作が楽しみです。
8位 彼方のアストラ(完結済)
彼方のアストラは、以前本誌で掲載していた人気漫画「SKET DANCE 」の作者である篠原健太先生の作品です。
アニメ化もされています。
おじさんは連載時から好きでしたが、地味でインパクトが薄かったため、お世辞にも最初の頃は人気作とは言えませんでした。
前作のSKET DANCEとは全く毛色が違うため、違和感がありましたが、読んでいくうちに面白さに気づいていきました。
宇宙で漂流した少年少女たちが地球を目指すという話で、ストーリー構成やキャラクター設定は良くも悪くも王道です。
怪獣8号と並びジャンプらしい作品ですが、ちょっとこちらの方が重たくなっています。(深夜版のジャンプみたいな)
途中で切らずに最後まで読んで欲しいマンガです。
9位 ハイパーインフレーション(連載中)
ハイパーインフレーションは、住吉九先生の作品です。
ジャンプっぽくなく、本誌では絶対に掲載しないだろうなという印象を受けました。
お金と経済がテーマが漫画なので、とっつきにくいかもしれませんが、読む価値はあります。
シリアスとシュールなギャグのバランスが絶妙です。
絵のクセが強く好き嫌いがわかれるかもしれませんが、世界観がいいですし、各キャラにきちんと個性があります。
主人公は少女みたいな可愛い少年で、体から紙幣を出します。
その時の表情・様子が性的で、おじさんは新しい扉を開きそうになりました。
読んでダメな人の気持ち、面白いと感じる人の気持ち、どちらも理解できる評価に困ってしまう作品です。
10位 推しの子(連載中)
原作担当の赤坂アカ先生は、人気漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の作者でもあり、2作品同時週刊連載の離れ業をやってのけています。
おじさんは、ただの芸能界・アイドル系の漫画は好きではないです。
しかし、この作品は一般的なそうした系統のものではありません。
「推していたアイドルの子供に転生する」という斬新な設定です。
こんな話、聞いたこともありません。
そうしたファンタジー要素のほかにサスペンス要素もあり、芸能界・アイドルのことも深く掘り下げて描いています。
読んでみると人気の理由がハッキリと分かるはずです。
11位 忘却バッテリー(連載中)
忘却バッテリーは、みかわ絵子先生による作品です。
最近の野球漫画で一番好きかもしれません。
定番の高校野球が舞台ですが、他の高校野球漫画と比べると汗臭さがあまりありません。
爽やか?無味無臭?みたいな感じです。
記憶喪失と高校野球を掛け合わせた内容がとても斬新に思えます。
ディープな野球描写は少なく、野球を知らない人でも楽しめるように作られています。
どちらかというとあだち充寄りですね。
本誌掲載だと物足りなく感じますが、ジャンププラスだとちょうどいい、そんな印象を受けます。
12位 神様、キサマを殺したい。(完結済)
神様、キサマを殺したい。は、松橋犬輔先生の作品です。
タイトルからしてやばいですよね。
インパクト十分。
殺人鬼が少女の復讐劇を助ける話です。
内容が内容なのでグロ描写が多く、現実味もあるので怖さを感じます。
ダークヒーロー系ですが、サイコパス系主人公が悪人を倒す普通の作品とは違って、描き方が格段に上手いです。
とても完成度の高い漫画だと思います。
13位 フードファイタータベル(完結済)
フードファイタータベルは、ギャグ漫画でお馴染みの「うすた京介」先生による作品です。
「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」や「ピューと吹く!ジャガー」を知っている人は多いと思います。
うすたワールドが好きな人は、絶対にハマるはずです。
いつものシュールなノリは、作品が変わっても受け継がれるようですね。
ただ、いつもの作品と違ってストーリー性があります。
そこがフードファイタータベルの特徴です。
14位 ROUTE END(完結済)
ROUTE END(ルートエンド)は、中川海二先生による作品です。
絵が薄く迫力は正直感じられませんが、ストーリーは面白いですし、漫画としてのクオリティは高いです。
連続猟奇殺人事件がテーマのサイコサスペンス。
1人1人にストーリーがあるので考えさせられますし、伏線回収も見事です。
命がどれほど重いのか改めて理解できます。
そして、最後まで読んだら、もう一度最初から読み返したくなると思います。
15位 ダンダダン(連載中)
ダンダダンは、龍幸伸先生による作品です。
今、ジャンププラスで最も注目されている漫画だといっていいでしょう。
おじさん的にはこの順位ですが、世間の評価はもっと高いので、期待していいと思います。
この作品は非常に上手く計算され、作られています。
幽霊を信じないオカルト好きの少年と宇宙人を信じない少女によるバディものです。
興味を惹く面白い設定ですよね。
そして、コマ割りが絶妙に上手く、勢いを感じる作品になっています。
おじさんが選ぶおすすめのジャンププラス漫画ランキングベスト15でした。
今回、紹介した作品はどれもおすすめで面白いです。
この他にもおじさんが好きな作品はいくつかありますが、しいてあげると今回のようなランキングになりました。
ジャンププラスは、常に新しく面白い漫画が参戦してくるので、いつも新鮮味があります。
読める漫画が200作品以上あって読んでない漫画もまだまだたくさんあるので、面白い作品を見つけたらまた紹介したいと思います。